『お金について考えてみた』
(↑僕たちが最も苦手とする分野。)
近々、とあるメディアからお金についての取材を受けることになりました。こんなにお金に縁遠そうな僕たちを何故、ブッキングしたのかは疑問に感じますが、よい機会を与えて頂いたのでじっくり考えてみたいと思います。
そして、実はひばりを始めてから薄っすら感じてきた『お金って、もしかしたら?』という仮説も合わせてお話していきます。
お金は『手間を解消してくれる』モノ?
(↑まったくぶっ飛んだ仮説ですが、満更でもないかもしれません。)
試しに、東京まで行く為の手段とお金の関係を交えながら考えてみたいと思います。
ザックリと、東京に行くまでの手段とお金について例を上げてみました。
この5個の例から分かるように、2番と3番はお金を使っていないので、東京に行くまでかなり手間がかかります。ヒッチハイクとなればコミュニケーション能力も必要ですし、歩いていくとなると日数も費やします。4番については、お金を返す手間がかかります。
ただし5番については少し例外で、東京に行くことは出来たのですが、結果的に到着まで一月かかっているので、歩いて行くより遅く東京に着いています。
これらを踏まえて考えると、
『お金は手間を解消してはくれるが、お金に頼りすぎるとちょっと不便な場合がある』
と言えます。
この『手間』について色々な捉え方があると思いますが、前向きに解釈していくと結構面白い時間を過ごす事が出来るかもしれません。
先のヒッチハイクにしても、旅としては良い思い出になりますし、出会いもあります。
歩いて行く事も、交通機関では見ることの出来ない目線で道中を楽しむことが出来ます。
もし、『お金』を後ろ向きに解釈するならば『目的』は果たせるが『過程』で得られる経験値は少ないと言えます。
更に前向きに考えます。
僕たちひばりは、幸運なことにお金があまりある方ではありませんので、おむすびをイベントで販売するにしてもわざわざ会場までリヤカーを引いて(もしくは有志の方に車で運んでいただいて)行かなければなりません。そもそも、おむすび自体も炊いて数日寝かせ、握って歩いて移動して、Instagramで普段から告知して、お客様に足を運んで頂いてお客様の手に届いています。
『手間』とされる僕たちの行動を見兼ねて、心配される方もいますが、この『手間』を僕たちは楽しんでいますし、『手間』をむしろ『繋がり』と解釈して喜びに変わっています。
(↑車が無いので地下鉄でイベント会場へ。)
(↑桧原『福岡おもちゃ箱』おもちゃ箱マルシェにて。)
このように、僕たちは『手間』の部分を楽しんでいますので、楽しい範囲内でやっている間は沢山のお金には恵まれないかもしれません。
ということは、逆に多くのマネタイズを目指すと楽しみから外れてしまうのでしょうか?
まだ、確率出来ていないこの問いに僕たちは毎日の生活からお金との付き合い方を考えていきたいと思います。
ですが、僕たちの仮説には続きがまだあって
この仮説はあくまでも貨幣経済においての話です。別の機会にこの続きはお話したいと思います。
ちゃお。