『先日の金曜日のこと』
妻の友人がはるばる関西から美味しいビスコッティを携えて来てくれた。
(Instagramでも紹介していた森のコメパンさん)
僕は初めてお会いしたのだけれど、関西の方だけあって気さくな方だった。本当は、奥様がお菓子を焼いているみたいだけど娘ちゃん(まだ一歳めちゃくちゃ可愛い)とお母さんともに熱でダウンした為、お父さんのみの来福となった。
(真ん中の人。本当はイケメンです)
森のコメパン夫妻は、僕の妻の古くからの友人でともに世界を周っていたそうだ。
広い心持っている方だと思ったのは、全てに肯定して受け入れていたし、今日が「始まりの日だ」と何度も言っていた。何の事かは分からないけれど、とても前向きな人だと感じた。
これ以上語ると、ちょっと照れくさいのでこれくらいにして『ANTE ROOM』さんで出店していて気づいたことを書いていこう。
この日は、軒先きシェアの効果について感じたことが結構あったのだけど、
店舗とリヤカー小商いの業種のマリアージュは一概に同ジャンルじゃなくてもいけるという事だ。
僕は、ぶっちゃけちょっと不安だったのだけど僕らみたいなボヤーンとした者が、カッコいいオシャレなお店に立ってしまった事でANTE ROOMさんやお客さんに迷惑をかけてしまったらどうしようと思っていたのだ。
ところがどっこい、蓋を開ければお客さんはちゃんと来てくれたし、「普段お店の前を通るだけで気になっていたけど、今日のおかげでいいキッカケになった」と言われることも少なくなかった。
そして、ANTE ROOMさんがご用意してくれた"ポトフ"がまたよかった。
ひばり号の後ろ、店内入口にポトフ鍋をセットしていたのだけれど、導線もバッチリで店内に入る人も多い。まさに、"軒先きシェア"の良いところが出ていたと思う。
金曜日なのと初めての場所でこの結果は大したものだと思う。もし、土日だったらもっと賑やかになっていたかもしれない。
とにかく、軒先きシェアはお互いの良さを引き立てる不思議な力を持っていることがわかった。 これは、今のところどの場所でも実感できたことだし、お客さんにも喜んで頂けていると思う。何より僕たちもANTE ROOMさんで存分に楽しませてもらった。
ローマの皇帝は、民衆を導くために『パンとサーカス』が必要と言っていたが、店に人を導きたいのなら『おむすびとリヤカー』がいいだろう。これは全く上手く言い当てていないし、意味もズレているのだが胸を張ってそう言いたい。
ついでに言うと、リヤカーには『さおだけやの原理』(いつか違うときに)も発動して、無駄がない。
ミニマムに近づいていくことで最大限を発揮できることは(軒先きリヤカー研究所とか)、ソーシャルな世の中にとてもマッチしている。
10万円でこんなことが始められる世の中なんだから最高に面白い。
お金を稼ぐ時代からやりたいことにお金を集める事が出来る人が評価される時代(Instagram、クラウドファンディングなど)になった。
何故、僕は今こんな偉そうに語っているのかというと生のゴスペルを聴き続けて有頂天になっているからだ。
誰かの受け売りを、さも自分の体験のように話ているから最高にダサいやつだ。でもいいのです。そして、夜には焼き肉が待っている。そりゃ、大口も叩きます。
ってな訳で、僕は一生懸命書いた記事をアップし忘れていたのでした。(日曜日の記事が月曜日の朝になりました)
今年もあと少しです。宜しくお願いします。